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グランピングとレジャーワーク

弊社の「レストレーション 」という社名は「維新」を意味します。激動の明治維新の時代を駆け抜けた当時の志士たちは、日々目まぐるしく変化し続ける状況に翻弄されながらも、多くのことを学び、吸収し、全く新しい世の中を切り拓きました。
弊社も、代表の森脇をはじめスタッフ一同、平成から令和、before コロナ から with コロナ と、いずれ激動の時代として語り継がれるであろう日々を、額を流れる汗もそのままに東奔西走しております。

当社はこれまで、クラウドファンディング、中でも「ふるさと納税型クラウドファンディング」に特に力を注ぎ、地方創生から始まる、日本中を元気にする事業や起業家の皆さまを応援してまいりました。ご依頼主さまの事業や地域にかける想いをしっかり聴き、ひとつひとつのプロジェクトを精一杯親身になってサポートする中で、私たちの心の中に湧き起こってきた欲求があります。

「私たちも自社事業やりたい…!!」

特に弊社代表の森脇は、自他共に認める「行動力のかたまり」のような人物です。全国の熱量の高い依頼主さまの想いが込められたプロジェクトを間近でサポートし続けるうちに、自分自身の事業を起こしたくなってしまいました。この気持ちを社内の会議で打ち明けたところ、スタッフ一同「私も!」と立ち上がり、改めて会社の方向性として定まったという運びです。

折しも弊社が創業以来大変お世話になっている地元・神戸市谷上近郊の「みのたにグリーンスポーツホテル」さまがこの度 グランピング施設を新たに導入することになっておりましたので、弊社でクラウドファンディングによる資金調達と広報を担当させていただき、プロジェクトが動き出してからはその運営も担わせていただいているところです。

グランピングとは、「優雅な」という意味の ”glamorous” と、キャンピング ”camping” を組み合わせて作られた造語で、この数年でよく耳にするようになってきたアウトドア活動のひとつです。「不便さを楽しむ」という側面もある本格的なキャンプとは少し異なり、備え付けの、広くゆったりとした快適なテントで過ごし、予め用意された高級食材を使用した格別なアウトドアクッキングも楽しめます。ラグジュアリーな宿泊にアウトドアのエッセンスを取り入れた体験が組み合わされ、アウトドア初心者にも楽しめるだけでなく、自らアクティブに愉しみを創りたいという旅慣れた方にも注目されている、新しい宿泊・滞在のスタイルです。

みのたにグリーンスポーツホテルでこの夏にオープンした グランピング施設「グランドーム神戸天空」の魅力は、なんと言ってもアクセスの良さにあります。
最寄駅となる谷上は、神戸の中心・三宮から2駅、新幹線 新神戸駅から1駅で、送迎バスも運行しているため、日本中どこからでも非常にアクセスしやすいのが魅力です。
しかも、神戸市街地から六甲山をトンネルで突き抜けた場所に位置しているため、移動時間の短さからは想像のつかない風景の変化、突然広がる壮大な大自然に驚くこと間違いなし。まるでトンネルを通過中に別世界にワープしてきたのではないかという錯覚に陥ります。

コロナ禍において感染拡大を防止するために重要なことは、「密」と「移動」を避けることでした。遠出や、密な状態になるレジャーや娯楽を自粛する大きな流れは、人々の意識を都会から自然へと向け、近年のキャンプブームにも後押しされて「アウトドア」や「田舎」が一気に注目されるきっかけとなりました。
みのたにグリーンスポーツホテルのグランピングは、都市圏から地方への移動がしづらい状況の中、神戸の中心からあっという間に到達できる大自然という距離感でありながら、利用者は自分たちだけの大型ドームテントで、隣同士の空間を保って宿泊でき、個別にアウトドアクッキングを楽しむことができます。最小限の移動で最大限に密を避けることを両立させた、貴重な旅行形態として一気に知名度が上昇しました。

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい始める以前からグランピングに着手し準備を進めてきていた みのたにグリーンスポーツホテル さまも弊社も、当初まさかこのような状況になるとは予測しておりませんでしたが、グランピングに関しては新型コロナウイルスが追い風となって後押ししてくれています。

新型コロナウイルスが私たちの日常生活をガラッと変えてしまったことは、2020年4月の緊急事態宣言発出の頃に最も強く感じられました。本来であれば学校も新年度が始まり、新入生や新入社員が希望にあふれた表情で桜の舞い散る通りを行き交う光景が見られるところが、営業自粛や在宅勤務、臨時休校、移動制限という窮屈な四字熟語に溢れ、重く息苦しい空気に包まれていました。それでも、感染拡大を防止しなければならないという、ひとりひとりの使命感と責任感でジッと耐え、まさに「コロナ禍」が過ぎさってくれることを祈り続けた日々でした。2020年10月現在、欧米諸国と比較すると日本では感染拡大がかなり抑えられている印象を持ちますが、これにはこのような真面目で協調的な日本人の特徴が表れているのではないでしょうか。
一方で弊社代表の森脇は、その真面目さゆえにこのようなコロナ禍でも満員電車に詰め込まれて通勤し、感染リスクにさらされながら日々を過ごさなければならない都市圏の人々を目の当たりにし、モヤモヤした気持ちを抱きました。

「この国の人たちは、時間と場所にしばられ過ぎている…」

ここから生まれたアイデアが「レジャーワーク」です。
最近、「Work」と「Vacation」がくっついてできた造語「ワーケーション」という言葉を耳にするようになりました。ワーケーション自体は2000年代のアメリカで起こり、日本でもIT業界等を中心に少しずつ広まりつつあった働き方のスタイルで、都会の喧騒を離れてリゾート地などでインターネットを活用したデータのやり取りで業務を進めるというものです。
森脇の思いついた「レジャーワーク」も、言葉の響きから導かれるイメージはワーケーションに近いものを感じますが、何が異なるのでしょうか。

ワーケーションは、そもそも数ヶ月単位で長期に休暇を取り、家族で旅行やレジャーを楽しむ習慣が日常として認知されていた地域で起こっており、休暇中にリフレッシュしながらもメリハリをつけて働く時間を確保する、というスタイルに移行する文化的な下地がすでに出来上がっています。

しかしこれまで「バケーション」の概念がほぼ皆無であった日本でいきなりワーケーションを取り入れるには、クリアすべきハードルがいくつもあります。
特に労務管理に関するルールを考える必要が生じます。例えば、どこまでが仕事でどこからがプライベートなのかという区別や、労働時間の管理が複雑です。まず「休暇の合間に働く」というスタイルを実現できる休暇制度を整えなければなりません。
さらに、ワーケーションを選択しない、あるいは業務の特性上選択できない社員と比較して公平な待遇とすることなど、これらの課題をすべてクリアすることは、多くの企業にとって、非常に困難なチャレンジとなります。

その点において「レジャーワーク」は、ワーケーションをよりシンプルなパッケージとして、日本の現状でも取り入れやすくしたものです。

レジャーワークの基本的なスタイルとしては、まず企業がリゾート宿泊施設やキャンプ施設等と提携し、レジャーワークを実施できる場所を確保します。
レジャーワークを行う人は、リゾートホテルやキャンプ施設に宿泊し、施設内の会議室等を活用したオフィスで決まった時間働き、終業後や休憩時間はリゾートで最高のリフレッシュができます。

ベースが「休暇」となるワーケーションでは自由度が高過ぎるため、「勤務」をイメージしづらいところがありますが、レジャーワークはどちらかというと「テレワーク」の延長にあり、ベースが「勤務」であるため、オンとオフのメリハリをつけやすい点が特長です。

レジャーワークを行う環境をイメージしたとき、非常に相性の良さそうなスタイルが、実は先述の「グランピング」です。
これは実際に、弊社で運営している みのたにグリーンスポーツホテル の グランドーム神戸天空でレジャーワークを行うところを想像してみると分かりやすいです。

レジャーワークを行うあなたは、出張用のトロリーに滞在中の着替えやPCなどを詰めて、グランドーム神戸天空にやって来ます。(この時、みのたにグリーンスポーツホテルのアクセスの良さは非常に便利です!)
チェックインを済ませたら、PCや仕事道具を、ホテル内の会議室に運び、Wifiを利用してテレワークを開始します。疲れたりアイデアが煮詰まったりしてきたら、敷地内の芝生を歩き回って、神戸の街並みを見下ろしたり、ベンチに腰掛けて六甲の風を感じたりするだけで、都会のオフィスに閉じこもっていては体験することのできないリフレッシュ効果が実感できるはずです。
1日の仕事を終えたら、施設内の源泉かけ流し温泉「銀河の湯」や、ホテルのリラクゼーションサロン「星のしずく」でエステやボディマッサージを受けたり、テニスなどのアクティビティが待っています。なんといっても、レジャーワーク中は通勤時間がゼロなので、オフの時間を思いっきり活用することができます。
忘れてはいけないのが、宿泊はグランピングということです。仕事を終えた途端に開放感抜群で快適なドームテントでのグランピングが始まるという刺激的な展開が、あなたのスイッチを一気にオフモードに切り替えてくれます。準備された食材を使ってじっくりとアウトドアクッキングを楽しんだら、グランピングエリアの中央に備え付けられたキャンプファイヤースペースで焚き火の炎と満天の星空を交互に眺め、もの思いにふける時間がやってくる…。

いかがでしょう、今すぐ体験したくなってきませんか?「レジャーワーク」。

少し気が早い提案ですが、弊社が提案するレジャーワークの活用方法のひとつは「連休の1日はレジャーワーク」というものです。
例えば家族のいる方であれば、土日に家族でグランピングを楽しみ、家族だけが日曜日に先に帰り、翌月曜日からはレジャーワークとして現地に残る、というような方法です。ハッピーマンデーで3連休になっている週末であれば、初日の日中はレジャーワークに充てて、その間に家族にアクティビティを楽しんでおいてもらい、仕事が終わったらアウトドアクッキングから始まる週末、というようなピンポイントでの活用も想定しています。
レジャーワークを活用することで「繁忙期にもう少し作業時間が欲しいが、家族との時間も大切にしたい」という、これまでであれば矛盾している欲求も実現させることができます。

レジャーワークに期待できることは、企業で働く人の環境改善だけでなく、企業自体の可能性を拡げる点にもあります。
企業と宿泊施設が提携し、平日にレジャーワークで使用するために確保している施設を、週末は一般客の宿泊に開放して収入を得るというビジネスチャンスも生まれます。
これからますます注目される、グランピング等のアウトドア体験の重要性。ウイルスによる感染症のリスクが少ないことだけではなく、大人がワクワクできる高いリフレッシュ効果、子どもたちにとっての非認知能力の向上など、多くのメリットが改めて見直され、グランピング施設への需要が高まることは間違いありません。

弊社が自信を持って提案し、新しいスタンダードとなる未来を見据えている「レジャーワーク」ですが、まだまだ着想段階に過ぎず、これからじっくりと構想を練り、必要な調整や変化を加えつつ大切に育てていかなければなりません。
そのためにまず私たちができること、やるべきことは、レジャーワークのベースとなるグランピングを「完成」させることです。
みのたにグリーンスポーツホテルで立ち上げた「グランドーム神戸天空」が早くも大反響を呼んでいる現在に満足することなく、準備・立ち上げまでのノウハウや、実際に運営して積み上げてきた経験をデータ化・分析し、再現性の高いパッケージまで仕上げることを目指します。それを全国の宿泊施設に展開することで、グランピングがより身近になるとともに、様々な方向にグランピングの可能性も拡がっていくのではないかと考えます。ちょうど「キャンプ」が定着、発展して「デイキャンプ」「グランピング」のように様々なスタイルが確立されたように、今度は「グランピング」が定着していく過程で「レジャーワーク」のムーブメントが弊社発で拡がっていく。そんな未来に向けて、私たちはひたすら今できることを積み重ねて参ります。

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