2月社長ブログ〜火事場に行かないと馬鹿力は出ない〜
宿泊業にとって一般的には2月は閑散期です。
そして蔓延防止もあり、やっぱなかなか厳しいよね〜と言い訳をしてしまいがちな気持ちは分からなくもないですが、
それをしてしまった瞬間に、そういう結果を自分で導くことにつながります。
2月、そんなよくある世間の常識とは反対に、絶対今の世の中の人々を地方で解放するんだ!と強い気持ちを持って取り組んだ結果、
やはり結果がついてきました。できるできるできる!このマインドは先月の脳科学論でお話した通りです。
さて今月は『火事場にいかないと馬鹿力はでない』という僕の実体験から生まれ出た言葉を紹介します。
よく火事場の馬鹿力ということわざがあり、ピンチの時に想像以上の力が発揮されるという意味合いで使われることが多いです。
ただ、僕が思うのは自分でそういう環境を自分にプレゼントしてあげないと、なかなかそれほどの力が出ることはないということです。
創業以来何度もピンチを乗り越えてきましたが、振り返ってみてもやばいという環境、苦しんだ分だけが自分の大きな成長に繋がってきた実感があります。
これからもおそらくどんどんピンチは来るのですが、経営者としてはピンチは事前に回避するのが役割でもあります。
よって自分に負荷がかかる状況や、危機意識を常に持てる環境を作っておくことが非常に大切だと思います。
今年広島での事業を一気に拡大していくのも、そういった環境づくりの為に意識的に負荷をかけています。
そしてこれを書きながら思ったのがこれからの地方には、
地方的火事場の馬鹿力スタイルが必要だということです。
どんどん人が集まって競争が激しくなってやばい、頑張らないと他人に負ける、という危機意識が出てゴリゴリ経済が生まれていくのが都会的火事場の馬鹿力スタイルとすると
人が居なくなって、マジで頑張らんとほんとにこの街は消滅してなくなる、絶対に無くさん!という地方的生きるか死ぬかの火事場の馬鹿力スタイルでゴリゴリに経済を作っていくやり方が、これからの地方には必要であると感じています。
やはり日本全体の人口が減っていく中で、需要がない街は消滅していくと思います。
ただ、その流れにこの街は絶対させないと火事場を自ら作って、燃え盛るようにその土地で需要を作っていく情熱、これが今の危機的な地方であればあるほど、地方だからこそ必要だと感じています。
僕としては、そういう危機意識と情熱を持つ仲間と一緒に、全国の魅力的な地方の未来を心から作っていきたいと思っています。
最近の世の中を見ていると、日本はもうダメだ、地方はなくなると理屈っぽく悲観的に嘆いている人が多くいるように感じます。
いや〜そんなことないでしょ。それでいいの?ダメでしょ!
僕は議論することがあまり好きではないし、得意でもなく、議論で勝負しても多分勝てなさそうなので、
賢い人が理屈っぽくいうその間違った常識に、実践実行で持って結果を出して、新しい未来を示していきたいと思います。
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