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ヒカル応援団集会所

ヒカルの事業観 起業5周年を迎えて

押忍、ヒカル応援団の熱血団長・シンです。今回もはりきってヒカルの応援していきましょう!

ヒカルのレストレーション5周年感謝キャンペーン

ヒカルは最近、起業から5周年ということで、お世話になったみなさんにひとりずつお会いして、感謝の気持ちを伝えるキャンペーンを絶賛実施中です。

それこそ今回のトークのちょっと前にも、チャットワーク創業者で現在はSEVENの山本敏行さんと下関で会っている写真をSNSで拝見したところです。

ヒカルがお世話になってきた方々には山本さんのように、わたしも会ったことのある方も多く、そんな方々にヒカルがお礼を言って回り、満面の笑顔で並んで収まっている写真をSNSで見ると、思わず写真に頭を下げて

「アァ〜ッ、ヒカルがお世話になりありがとうございました…!」

と声に出して言いたくなります。

ヒカルの講演会その後

先月の記事でも紹介したとおり、ヒカルは最近 各地での講演も再開しました。その中のある女子大の学生さんたちは、講演を聞いて興味をもち、なんと後日グランエントランス広島三原を利用してくださったそうです!

彼女らは観光をテーマに研究しているゼミで勉強されているそうですが、講演を通してヒカルの理念が学生さんや先生方に伝わり、学術的な好奇心も刺激されているという現象は非常に好ましいですね。

しかしまぁ、ゼミとはいえ、女子大生のグループのグランピング…

夜更けまで女子トークで盛り上がっていたようで、微笑ましい様子だったようですが、女ッ子女子したグループではやはり、ヒカルやわたしのような人一倍「漢」寄り、オス 押忍 雄 した学生時代を過ごしてきたビーストにとっては想像もつかないハプニングもありそうですね。

ヒカルの弱点

そうなんです。何度かこのコラムでも触れてきましたが、ヒカルは「男子力」が非常に高いといえますが、一方で女子力についてはあんまり自信がないワケです。

これはわたしについても同じ。

女子力を養うことに興味がないわけではないし、全く努力や研究をしていないわけでもない。

センスか! ワシにはセンスとやらがないのか〜ッ‼︎

と太ッとい声で叫ぶしかないわけです。

これは今後の講演にも影響してくるのですが、

ヒカルが講師として 聴き手に共感できるか

ということが講演の手応えに深く関わっていることにヒカルは気づきました。

良い例が豊浦高校での講演です。なんたって聴き手はヒカルの後輩ですから、共感しかありません。

聴き手のバックグラウンドに思いを巡らせ、聴き手の立場に立って言葉をつないでいく…

聴き手の感情を揺さぶってみたり、寄り添ってみたりしながら、講演のストーリーをデザインしていくんですが、ヒカルが聴き手にガッツリ共感できている時は、きっと会場の空気を思いのままにコントロールできる感覚になっているはずです。

そう言う時には、まさに息を吐くように口からアドリブが紡ぎ出され、喋りながら新たに発見があるような境地に達していることでしょう。

ハイ、では女子大生を前にしたヒカル、どうだったでしょうか?

「ぜんぜんあかんかった」

とヒカルは、しょっぱい顔をします。

いや、もちろん講演の内容はいつもどおりだし、言いたいことも言えているはずなので、決して悪くはないんですよ。

ただ、ゴリゴリ男ディズム なヒカルが キャピキャピ女子大生 の聴き手に共感する、相手の立場に立つ…というのは、なかなかに苦戦を強いられることは容易に想像がつきますね。

女子大生に伝わる講演 はできても、女子大生に刺さる講演 っていうのは難しい、と表現してみたら分かりやすいかな?

ユーザーに刺さる経営戦略

「聴き手に刺さる講演」と同じロジックで、グランピング施設の経営もいかにユーザーの心に刺さることができるか、という視点は大切です。

しかもレストレーションのグランピング施設のお客さんは 20〜30代の女性が最も多く、ここにもヒカルの女心わからん問題が…!

思えばヒカルが携わってきた事業はターゲットが女性メインのものが多いですね…脱毛サロンもそうだし、真珠の販売も…

このご時世、あんまり女性だ男性だという区別はすべきではないですけれど、やはり女性に人気のある事業がバーンと流行し、飽きられると衰退するという社会の流れは根強いのではないかと個人的には思うのです。

そういう意味でも、女性に限らずあらゆるユーザーを想定して、ユーザー目線の経営戦略を立てるのが大切というのは間違いないですよね。

ヒカルが、慣れない広島、慣れない瀬戸内でグランピング事業をはじめ、ようやく馴染んでき始めたか…というタイミングで今度は 慣れない三原、グランピングとしては慣れない山でさらに拠点を展開していくというチャレンジの中で、着々と ユーザー目線の、ユーザーに刺さる経営戦略 の感覚やスキルを養っていこうとしているのだとしたら、そりゃあ乞うご期待ですよ。

ヒカルの下関での事業イメージ

何にご期待って、そりゃヒカルの下関凱旋ですよ。

ヒカルが下関で事業を展開するとして…どんなアプローチでイメージを描いていくと思いますか?

ヒカルは以前「下関の一番の魅力ってなんですか?」と質問をされた時に、こう答えています。

それは、思い出です

エッ、深ッッ…!!

下関といえば、「自然が素晴らしい」「歴史深い」「食べ物がおいしい」などなど、様々な魅力が語られているし、多くの人にそう認められています。

そんなまちの中で過ごし、たくさんの思い出を作ってきたことに対する感謝の気持ち

これこそが下関の一番の価値である、とヒカルは考えています。

ちょっと補足すると、「下関の一番の魅力ってなんですか?」という質問に二通りの解釈の仕方があって、「市外から来る人に紹介する下関の魅力」と、「質問を受けた人が感じている主観的な下関の魅力」のうち、後者の方をヒカルが回答したということですね。

質問の前後の文脈を知らないから、どちらを質問者が想定していたのかは分かりませんが。

金沢の学生さんが、金沢には風情のある商店街があって、歴史や思い出があるのに、廃れてきてしまっている、と嘆いている状況を、ヒカルが同じように捉えています。

金沢で作ってきた大切な思い出…それを今を生きるあなたがどう表現したいですか?

言葉が足らないような気もしますが、わたしにはメチャメチャよく分かる。

むしろ、言葉にするとなんか違うものになるし、コレ!という共通の画を思い浮かべることが難しいヤツです、コレ。

コレが、わたしの大切な思い出です!どうですか?

って、気持ちを込めて再現して、来てくれた人と共有するというか…

「瓦そばのおいしさ」を共有したいのなら、たかせを紹介したらいいけど、

「瓦そばの楽しい思い出」を共有するために、ホットプレートでワイワイ瓦そばパーティーができるイベントを考える、というイメージと言ったらいいのかな?

ヒカルが考える事業は、直感的な驚きと、「思い出」とか「感動」が組み合わさった、より深いインパクトのあるものになりそうですね!

グランピングをカルチャーに

ところでヒカルは、今はグランピングに全振りの戦略で経営をしていますが、今後もずっとそれを継続するとは限りません。

グランピングをタピオカのような一過性のトレンドにしないために、ヒカルはグランピングをひとつのカルチャーとして定着させることを考えています。

例えばいわゆる普通の「キャンプ」。これは多少の流行り廃りはあれど、カルチャーとして定着し、全国のキャンプ場はよく稼働しています。

これまでも「森ガール」「山ガール」などのブームもありましたが、コロナをきっかけに、アウトドアに関心のあるひと、特に女子・家族はさらに増えてきている感覚はありますね。

ただ、そういうアウトドア志向女子・家族の中には、

テントをイチから立てるのは面倒くさいんだよな〜

キャンプって言っても、オシャレに楽しみたいんだよな〜

料理とか空調とか、快適じゃないとイヤなんだよな〜

っていう人も多い…というか、むしろそういう人が大多数かもしれません。

そこへもって、グランピングが最適じゃん!って話なんですね。

例えばウチ、シン家では、年に2回、旅行を兼ねてキャンプ場でキャンプしたい と思っています。

こんなふうに、年に2回はグランピングしようよ っていうカルチャーを確立したいわけですね。

夏と冬とか、春と秋とか、ちょっと仲間や家族が集まる機会に、じゃあグランピングしよっか!って発想が自然に出てくるような環境。

温泉好きの人が、全国各地の温泉を巡って楽しむように、全国各地のグランピングを巡るという趣味のジャンルもアリなのではないかということです。

日頃からキャンプを楽しんでいるわたしは勝手に、グランピングをきっかけに、次はキャンプに挑戦!みたいな、グランピング=アウトドア入門としての位置付けを想定してしまいがちでしたが、

私はグランピングが好き

という感覚で、ずっとグランピングを楽しむというカルチャーは全然アリなんですよね。

実はヒカルも、グランピングは好きだけど、キャンプはちょっと…というスタンスだということを知り、ビックリした次第です。

ブランディング戦略

グランピングカルチャーを根付かせるうえで大切なことが、ヒカルの手がけるグランピングの ブランディング です。

例えばハイブランドの商品が高価なのは、その品質に対する対価だけでなく、そのブランドに対する信頼や価値による部分が大きいですよね。

ヒカルのグランピングも、今や3拠点でやってる広島県最大のグランピング施設になりました。

ここでヒカルは、3施設をグループでやっていますよ ということを明確にアピールするため、「REST GLAMPING」というグループを打ち出しました。

ここに、ザ・リッツ・カールトンの理念「ゴールドスタンダード」、いわゆる「リッツでリッチに」みたいな、グランピングなら「REST GLAMPING」!!というブランドイメージを纏いたいわけです。

では、どんな取り組みでブランドのイメージを確立していきましょうか、と。

ひとつはキャンペーンですね。すでに実施しているものもあるようですが、例えば「REST GLAMPING」の3施設コンプリートしたら、「ウェルカムドリンク」「アーリーチェックイン・レイトチェックアウト」みたいな特典をつけるとか、大手のホテルグループなんかでもありますよね。これはファンの気持ちをガッツリ掴むでしょう。

他には、REST GLAMPINGの地域密着な特性をしっかりPRしたブランディングですね。

中央の巨大な資本が地方からお金を吸い上げるみたいなシステムじゃなく、施設の建設から地元の工務店さんに発注し、スタッフさんも地域の方を雇って雇用を創出し、料理で提供する食材も地元の自慢の食材を農家さんや精肉店さんなどから仕入れるスタイルだから、みなさんがREST GLAMPINGを利用してくれることで、地域のみんなが喜びます、地域を上げて皆さんを歓迎しています!っていうイメージはすごく気持ちがいいと思うんですよね。

ふるさと納税とかクラウドファンディングに参加して、なんだかちょっとあったかい気持ちになる、みたいな、現地に行くタイプの地域応援ってイメージでしょうか。

ンンッ?こんなに地域に密着してるなら、ふるさと納税の返礼品としてREST GLAMPINGの宿泊権とかサービスとかってできないのかしら。

全く何も調べもせずに思いつきで書いちゃってますけど…。

ヒカル、可能性があればぜひご検討を!

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