ヒカルと会社の成長
2022年5月の ふるファントーク は、ゆっくりウロウロ自治会の中を散歩しながらとりとめもなく話をしている雰囲気になりました。
なぜかって? 日曜の22時スタート、ヒカルはランニングした後、わたしは1日出猟した後だったから、ってのが大きいでしょうね。お互いソコソコヘトヘトっていう。
それでも続けていく、それでもナンボでも話すことはある。
これが ふるファントーク の醍醐味です。
ヒカルに言わせると「(ヒカルの)定点観測」。ウマいこと言いよる!
グランピング2拠点目オープン!
トークが始まる直前まで、今回はヒカルがグランピングの2拠点目をオープンさせたばかりのタイミングだったから、相当バタバタしてるんだろうな…と勝手に心配していたんですよ。
開始時刻もこれまで21時だったのが22時に変更になったし、これは現場シッチャカメッチャカに違いない…と踏んでたんですが、
「シンちゃんお疲れ〜」
って、ノンアルとポテチ片手にユル〜いテンションで入ってきたヒカルにむしろ肩透かしを喰らっちゃいました。
でもよくよく聞いてみると、さすが1年近く グランドーム瀬戸内しまなみ を切り盛りしているスタッフさんたちのおかげで、2拠点目となる グランヴィレッジ瀬戸内しまなみ は、大きな混乱もなく スムースなスタートを切れているようです。
それで、単純にラストのスタッフさんが21時過ぎまで管理棟にいるから、その横で社長がウェーイっつってトークしている場合じゃないよね、ってことで、1日の勤務が一段落した後にトークする感じにしようね、ってことになりました。
今後は「2(ふる)2(ファン) トークだから22日の22時ね!」ってきまりになりましたよ。
せっかくなので グランヴィレッジ瀬戸内しまなみ の情報を…
このコラムにたどり着いた方の中には、グランヴィレッジ瀬戸内しまなみ の情報を求めててちょっと迷子になっちゃった方もおられるかもしれませんね。
ここでちょっと私がヒカルから聞いたお話をこっそり教えちゃいますね!
- 宿泊費は グランドーム瀬戸内しまなみ と比較して1名1泊あたり +2,000円が目安
- 各テントにトイレ・シャワー(ユニットバス)付き
- ペットOK(コクーンテントのみ)が好評
- だからもちろんドッグランも好評
- 利用者の平均年齢がグランドームより約10歳高い
こーんな感じらしいですよ。
さすが グランドーム瀬戸内しまなみ の利用者さんの声を活かしてデザインされているだけあって、オープン1ヶ月ですでに高い評価を得られているようです!
しかし1人あたりグランドーム +2,000円で、個別のシャワーがついていたり、ペットが連れて行けたりっていうのはなかなかリーズナブル。
だって「グランピング行ってみたいけどウチにはワンちゃんが…」とか、「共同のシャワーってとこだけが…」とか、それだけがネック って人も少なからずおられたでしょうからね。少なくともそういう方々にとっては 痒いところに手が届く 設定になったな、と。
社会の仕組みを変えていく企業になる
さてさて、そういうわけでヒカルのグランピング2拠点目、スムースなスタートを切れてなによりでした! じゃ、また来月!
…ってワケにはいきませんわな?
ここで最近なにかと話題の、テスラ社 イーロンマスク氏の「日本なくなる」発言についての話になりました。
少子化対策どうなってる?
マスク氏も言うように当たり前の話なんですが、出生率が死亡率を下回ればどんどん人口は減っていくわけで、その点、少子化対策がうまくいってる国っていうのは、例えば
- 移民の受け入れを積極的に行なっている
- 財政がうまくいっている(出産や子育ての支援が手厚い など)
- 戸籍制度がうまくいっている(事実婚も浸透している など)
みたいな仕組みが、国家単位でうまく回っているんですよね。
そこいくと、日本はどうだろう…。どれもあまりピンとこない感じがするな…。
ヒカルがグランピング3拠点目を検討するにあたって非常にお世話になっている企業さんの外部顧問を務める 「ご意見板」 的な行政職員の方の 半ば自虐的なお言葉 を拝借するならば、公務員的なお仕事というのは、やってもやってもカネにならない類の事務仕事が大半で、まさに「税金でメシ喰いやがって」状態だと…
…ワァォ…! なんちゅー強烈にスパイシーな人なんじゃ!
しかし鋭いポイントです。
だから やってもカネにならない仕組みで働いてるのに、わざわざものっすごい苦労をしてまで
「日本をなくならせない」ためのゼロイチ事業を起ち上げよう‼︎
なーんて人材はなかなか出てこない…。
さらに公的な対策を困難にしている要因として考えられるのが、若者の政治ばなれです。
長いこと指摘されていますが、日本では政治に興味のある若者が少なく、実態として老人が選挙権を占めている状況があります。
「日本を存続させる = 子ども増やす」
それなら「日本をなくならせない」って企業が立ち上がってもいいんじゃない?
ヒカルが起業したのは、もともと過疎化・少子化に悩み、ヒカルの想い出の詰まった学校や店舗や…まちそのものが消えてしまいつつある地元、豊北町、下関市、山口県… のためになにかをしたい!という強い気持ちがスタートでした。
それから数々の失敗やつまづきから学んで考えて、行動し続けた結果、たった今、Just
now は地元を離れてグランピングに注力している。っていうだけなんですね。
(ここまでの経緯やヒカル自身の考え方の変遷は私の過去のコラムを読んでいただくとフォローできますので興味のある方はぜひご覧ください!)
なので根本にあるヒカルの思いはずーっとブレてないんですよ。
地元のために何かをしたい …を中心に発展して、地方から日本を元気に!とか、地方創生を考える!とか、エキサイティングなスケールのアイデアが膨らんでいますが、最終的にはそのノウハウやスキルを地元に持ち帰って、豊北町の人たちに喜んでもらいたい。
そこまでの過程で副産物的に、ヒカルに関わった日本中のまちや人が元気になっていく
という、副産物の方が規模デカすぎるというシナリオになっている感 は否めませんが…。
だから、株式会社レストレーションがこれから積極的に少子化対策に取り組んで、
- 社員が子どもを生めば生むほど手厚い支援が受けられる
- 社内の保育園が充実している
- これらの仕組みが互助的に回っていて再現性が高い
- 取り組むことで企業の収益も高まる
などなど、現在すでに日本の企業で取り組まれている子育て支援の限界を軽々超えていく、画期的で目からウロコ的な仕組みをつくることができれば、それは行政や公金に頼らない全く新しい少子化対策として、すぐにでも日本中に還元することができます。
ヒカルの会社成長ビジョン
少子化対策や子育て中のスタッフ支援などの福利厚生にとどまらず、ヒカルの会社で
どうやったらスタッフさんたちがハッピーに長く働いてもらえるのか
ということを考え、取り組んでいくのがヒカルの仕事です。
例えば今すぐに考える必要があることとしては、
各拠点の責任者ポジションのスタッフの育成・採用です。
現状、ヒューマン・リソース的な役割や予約管理、発注業務などをヒカルが一手に抱えてこなしている状況がありますが、やっぱり複数の拠点となると予約の管理や食材の発注は各拠点ごとに責任者がいて、責任者の裁量で完結できる方が効率がいいはずです。
ましてや今後、年間1,000億円を売り上げる企業への成長を見据えるヒカル。会社がデカくなったら当然それに伴って部署も増えます。
営業や購買だけでなく、人事や総務などの業務も独立した部署となり、ヒカルがやっているのと同じように社員がそれぞれの業務をこなしていける大きな組織に成長していく。
当たり前ですがそれが「会社」。
下関市に工場を構える日清食品も、創立者の安藤百福が、自宅でラーメンを揚げて乾燥させたところから始まった…
なんだかそういう歴史の1ページ目を目の当たりにしている気分になりますね。
これからヒカルもグランピングを入口とした、より広い事業展開について構想を練っているところです。
ゆくゆく私が執筆するであろうヒカルの伝記(結構本気)も、この辺りの時代はワクワクする展開がMAXでしょうね〜!
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